夏みかん
ナツミカン(夏蜜柑、学名:Citrus natsudaidai)は、ミカン科ミカン属の柑橘類の一つ。別名:ナツカン(夏柑)、ナツダイダイ(夏橙)。
江戸時代中期、山口県長門市仙崎大日比(青海島)に漂着した柑橘の種を地元に住む西本於長が播き育てたのが起源とされる。この原木は現存(ただし原木部分は根のみで、上部は接ぎ木されたもの)し、史跡及び天然記念物に指定されている。
特徴
晩秋に色着くが、春先までは酸味が強く食用には向かない。この為、長らく生食には供されなかったが、初夏になると酸味が減じることが判り、明治以降、夏に味わえる貴重な柑橘類として価値が認められ広く栽培されるようになった。
山口県、特に萩市で多く栽培されている。明治期には萩藩において、職を失った武士への救済措置として夏みかんの栽培が奨励されており、当時植えられたナツミカンの木が今も萩市内に多く残る。加工品である砂糖漬け(丸漬け)やゼリーなどが特産品となっている。
昭和初期、大分で夏蜜柑の枝変わり種の甘夏蜜柑(川野夏ダイダイ)が見つかり、昭和40年代から切り替えが進んだ。
産地山口県のガードレールの多くが黄色いのは山口国体の際に名産の夏みかんの色に由来して塗り替えられたためである。
(参照:wikipedia)